2017年5月21日 (日)

さすがに疲れた、200名山 和名倉山

5月19・20日、O氏、H氏の協力を得て、200名山の和名倉山に登ってきた。

当初は夫と行く予定だったのに、小屋どまりでも8時間くらいはかかると聞いて、「俺はやめとく」とすぐに白旗を揚げる。

鳥甲山に同行してくれた二人を誘うと、お忙しい中にもかかわらず、「いいですよ」と。

将監小屋に泊まる予定だったが、将監小屋は土・日の営業という事で、急遽登山口の民宿みはらしに前夜泊し、ピストンでの登山となった。ピストンだと10時間強の強行軍になるが、高低差約800m、山の神土まで登り上がればあとはなだらかな尾根歩きだし、まあ、何とかなるだろうと。

5月19日

9:00 

五日市街道、善福寺川 尾崎橋に待ち合わせ、9:15 甲州街道、明大前付近でO氏合流

中央高速に入ってすぐに八王子まで改修工事工事とかで1車線通行。上野原ICで降り、小菅・丹波山を通って三之瀬に行く。

12:00過ぎに「民宿みはらし」に着く。

外のテーブルでお昼。持ってきたものと民宿手作りの野沢菜漬けの炊いたのとかを当てに昼から酒盛り?お昼の日本酒はきく・・・・。

宿の前は桜もまだ咲いていて、のどかな雰囲気だ。

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夕食前にひと眠り。

17:30 夕食。おかみさん手作りの料理と冷たいビールで舌鼓。

5月20日

4:30 起床 4:00前に目は覚めたが、外は白んでいて、ヘッドランプの必要はなさそう。

5:00過ぎ 出発 民宿を少し下ったところから歩き始める。

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歩き始めは林道歩き。将監小屋まで林道が続いているのだろうか。

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朝の空気はひんやりとして、新緑の中をあるいていることだし、清々しい気持ちのはずなのだが、どうも調子が悪い。最近低血圧と言われている症状が出ているのだろうか。ちょっと心配しながら呼吸を整えて歩く。

歩き始めて約30分。牛王院平登山口に着く。ここから将監小屋との道を分ける。

林道歩きなのに結構な急坂だったような気がする。いつもはあまり取らない水をたっぷり飲む。少し落ち着いてきたようだ。

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生まれたばっかりというような新緑の中を歩いて行く。カラマツ林の新芽は薄い黄緑。

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林の中に黄色の花が咲いている。ヤマブキじゃないし・・・近づいてみると、朝日に照らされた葉っぱだった。こんな光景も初めてだ。感激。

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牛王院平登山口から1時間20分、牛王院平に近づいてきた。

視界が一気に開ける感じ。目の前の山塊は唐松尾山~笠取山に続く稜線だろうか。Dsc08235_2

左手前方に雪を被った南アルプスの山並みが見える。樹間越しではあるが、このような景色に逢えると何か得した気分になる。道の両側は鹿対策のため柵が張り巡らしてある。

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7:00過ぎ 山の神土に着く。600mの高度差ながら結構な急坂で、早くもフーフー状態。

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右斜面をトラバース気味に歩いて行く。平坦な道だし、早春の冷気を浴びながらルンルンで歩いている。

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7:40過ぎ、凄い景色が広がってきた。谷底まで一面笹に覆われ、朝日に照らされて、金色に輝いている。

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その笹原の中を西仙波に向けて歩いて行く。右の山は越えて行くんだろうなあ。

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後ろを振り向くと、何という景色‼ 富士山がドーンと見えるではないか。O氏、富士山の外輪山の幅の長さにしきりと感心している。「あんなに頂上って横が長かったんだ。」と。

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いい景色が見られて、軽快な歩きは続き・・・、幸せをかみしめている。

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尾根道を歩いている。色んな道を歩けて、いい山歩きだ。

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8:35頃 西仙波山到着

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登り返して 8:55頃 東仙波到着

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振り返ると今まで歩いてきた道が・・・。

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和名倉山はかつて大規模な伐採があったらしく、山中のいたるところに錆びた太いワイヤーがむき出しであった。太いワイヤーをどのようにして持ち上げたのだろう。また和名倉山は山火事の被害もあったらしく、幹の下の方が黒い木も沢山あった。

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あの膨大な山容の山が和名倉山か、頂上はどこだろう。

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和名倉山はシャクナゲの山でも有名?シャクナゲはまだ咲いていなかったが、つぼみはたくさんついていた。一斉に咲くと壮観だろう。このようなシャクナゲロードが何か所もあった。

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南アルプス、白峰三山。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳

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やっと川又の分岐に着く。ここまで1983mの西仙波、2003mの東仙波を越え、1656mの焼小屋の頭まで下り、1990mの吹き上げの頭まで登り上がり、1832mの八百平まで下りやっとのことで、ここ川又の分岐まで来た感じがする。

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古い伐採跡地だろうか、荒れた感じで、テープを目印に歩かないと迷いそうだ。特に雨の日などは大変そう。

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10:30過ぎ山頂分岐。和名倉山は右に折れる。直進すると、秩父湖の方に行く。この道はとても荒れているようで、よほどの熟達者でないと道に迷うとの事。

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10:50 山頂到着。

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山頂は視界がないとは書いてあったが、本当に樹林に囲まれ、少しの空き地があるだけ。我々はここで昼食を摂ったが、他の登山者は記念撮影して、ほんの少し休憩して、下山していった。

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25分間の昼食タイム。宿で作ってもらったおにぎり一個、ミカン、クッキー等を食べる。

11:15 頂上出発。

頂上付近も荒れて、踏み跡が沢山で、道に迷うそうになる。

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木の向こうに見えるのは、雲取山、飛龍山の連なりか。写真には写らなかったが、新緑の山肌のグリーンからブルーに変わるグラデーションは素晴らしい。

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焼け跡の無残な景色が広がる。

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登るときに見た景色と同じ場所に来た。「あそこの山は巻いて行きましたよね。」皆、楽な方に行きたい気分だ。

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16:10過ぎに民宿みはらしに帰り着く。やっと辿り着いた感じだ。

おかみさんが「お茶をどうぞ。」とお茶を入れてくれ、甘夏やら、にらのお浸しやら、「パンは揚げパンにしたら美味しいんだよ。」と、いろんなお茶うけを出してくれた。他の登山者も交えて楽しいひと時だった。

おかみさんから「中央高速は混むから、下道の青梅街道から帰った方がいいと思うよ。」の助言を得て、丹波山~青梅街道を通り、O氏を送り、自分も近くまで送ってもらい、20:00過ぎには帰り着いた。

アプローチが長く、登り返しは多く、タフな山で、頂上からの景色は何もないという、結構きつい山だった。特に下山はきつくなったので、付き合ってくれた二人にも悪かったなあという気持ちにもなったが、下山後のおかみさんのもてなしや話も興味深いものだったし、自分にとっては10時間の長丁場でも足、膝、背中にそれ程の痛みも出なかったので良かった。登り初めのあのきつさは掃部が岳に続いて出ている。どうしたものだろう。今後の注意点だ。

今回は特に自分の200名山に付き合ってくれて、お二方にはありがとうという気持ちがいっぱいだ。又、いつも車を出してくれるH氏には感謝しかない。特に下山で疲れた足に長い運転は大変だったろうと思う。有難うございました。 





































































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