2017年6月25日 (日)

花も景色も歩きも楽しんだ飯綱山 ・黒姫山

6月23・24日に信州戸隠の飯綱山・黒姫山を楽しんできた。

実は6月は大峰・奥駈縦走と下旬に朳差岳縦走を予定し、ツアーに申し込んでいたのに、何ということか、2つとも人員集まらず不催行となってしまい、何とも残念に思っていた。有り難い事にいつも200名山に付き合ってくれるメンバーが「飯綱山・黒姫山に行きませんか。」と嬉しい誘いを。梅雨真っ最中の事ゆえ、天気が心配だったが、何たる幸運か2日間だけ天気‼の予報。

6月23日

東京6:16発かがやき501号で長野着7:38

約1時間20分で長野に着くのだから早いものだ。

8:00前に駅前の日産レンタカーで車を借りる。

8:45頃飯綱山南登山口に到着。

この登山口は昨年7月Iさんのグループで飯綱・戸隠山に登る計画を立て、飯綱に登り始めたが雨のために途中下山した所だ。今日は天気にも恵まれ、去年のリベンジが出来そうだ。

8:55 出発。

5分程歩くと2つ目の鳥居があり、ここからが本格的な登山。木漏れ日の陽ざしが明るい。

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この登山道は頂上まで13の石仏が登山道を歩く我々を見守ってくれている。

歩き始めて15分過ぎ、第一不動明王。

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どのような距離を持っておかれているのだろう、第二釈迦如来

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5分から10分歩くと仏に会うようだ。第三文殊菩薩。 この菩薩様は幼子のような顔をしていらっしゃる。

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新緑と言ってもいいほどの柔らかい緑の中に赤い花。「ヤシオツツジ」と思ったが、「これは山ツツジですよ。頂上にもっと沢山咲いていますよ。」と下山途中の人が親切に教えてくれた。

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梅雨だとは言うけど、空気はまだカラッとして、白樺(ダケカンバ?)やドングリ系の木々の透き通るような緑の美しい道を歩いている。

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いつの間にか第七薬師如来まで来ている。見落としたつもりもなかったけどな・・・。

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山ツツジが満開。思いがけない花との出会い。こんな景色に出会えるなんて‼

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第十阿弥陀如来 前回はここで引き返した。あの時は歩き始めて1時間くらいしか経ってなかったんだ。阿弥陀如来の何と可愛い事か。すっくと立ってらっしゃる。

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この辺りから虫が非常に多くなってきた。北海道以外でもこんなに虫が発生するものだと初めて知った。雪解けがおわり、虫も一斉に羽化しているのだろう。この時期は防虫ネット、防虫スプレー、更には蚊取り線香も必需品化も。

10:03 第十一阿ゆら如来まできた。13までなのだからもうすぐ頂上なのかな?

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歩きやすい土道だ。

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何という品のある花だろう。実物を見るのは初めてだ。つい2・3日前にテレビで見たばかりだったので分かったが、この花はクリンソウ。深紅ともピンクともつかない、この鮮やかさ。可憐さ。自然の色には感嘆するばかりだ。

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第十二大日如来。11から12まではいつになく遠く感じたが、30分位を要していた。

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「十三仏とは、死者の七十七日の至三十三回忌を司る仏なり。当飯綱山参道に我が九世端応聖麟和尚道標として、一不動より十三虚空蔵に至十三仏を建立し、現世未来の道標としたるは誠に卓見にして仏意を得たるものというべし。(以下略)」

1817年に建立されたらしいので、もう200年は経っている事になるが、苔むし、お顔のつぶれているのもある。地域の人に愛され、又みんなを守り続けてきたのだろう。

樹林帯を抜け、戸隠の町が見えて来た。

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戸隠連山の西岳の方だろうか。

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飯綱奥社

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飯綱山はここからまだ10分位。あの山を越えて行かなきゃならないの?

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きつそうに見えた山は何という事もなく、平坦な道を歩いている感じで、ホントに10分で着いた。

11:45過ぎ、飯綱山山頂

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第十三虚空蔵菩薩 風雪に耐えて耐えて来たけど・・・、顔もつぶれてしまった。

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山の姿が美しい高妻山

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頂上でお弁当。幸いなことに虫が余りいなかったので助かった。

去年登った戸隠連峰

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12:20過ぎ、頂上を後に。蕾と花の混在している時が一番美しい時かも。この色出せるかなあ。

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帰りはスイスイと下ってきたので虫も余り気にもならず。13:50頃登山口に着いた。

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神告げ温泉で汗を流し、戸隠園地を散歩。。

カルガモの親子が池に向かっている。襲われるとでも思っているのか、ものすごいスピードで駆けていく。

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戸隠固有種のラン 名札もついていたのに・・・。

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クリンソウがいっぱい。

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15:40過ぎ、樅ノ木山荘到着。

荷物を置いて、何はともあれ、ビールで乾杯。途中で買ってきた戸隠の地酒とおつまみで夕食までの楽しいひと時を過ごし、18:30から夕食。21:00すぎ就寝。バタンキュー。

6月24日

4:45 起床

5:30 朝食 朝早いのに美味しい手作りの朝食だった。

6:10すぎ樅ノ木山荘出発

6:30 黒姫山登山口到着。

もう少し先に、より登山口に近い駐車場があるらしいが、この駐車場が既に満杯。地元の人らしい人に聞く。「皆さん、早いですね。登山客が多いんですね。」「いや、半分はタケノコ取りですよ。」 根曲がり筍を取りに来ているらしい。熊に合わなければいいが・・・。

6:50 黒姫山登山口出発。

コースは古池の横を通り、新道を黒姫山まで行く。

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初めの20分程は平坦な道を歩いて行く。

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古池に着いた。目の前に大きな山塊の黒姫山。あんな遠くまで歩くのか。

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池のほとりをぐるっとまいて進んでいくと、素晴らしい景色が広がってきた。湿原だ。

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この可愛い花はベニバナイチヤクソウか?

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ここでもクリンソウが群生していた。

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水量もあるこの川には不安定な二本の丸太橋が掛かっていた。ここで落ちたら大変。慎重に進む。

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時折、ホトトギスが「東京特許許可局」とさえずっている。遠くでカッコウも鳴いていたような。何という清々しさだろう。

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8:35過ぎ、西登山道と新道の分岐にきた。登りもあるが適当に平坦な道もあり、とても歩きやすい。昨日に比べ、虫が少ないのも大助かり。タケノコ採取禁止の立て看板はこの先も何回か見たが、根曲がり竹と鯖の炊いたのはこの地の名物料理らしいので、タケノコ取りはやめられない???

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ブナの森でもあるらしい。ブナの巨木が多く見られた。ブナの幹肌と柔らかい若葉の重なりが濃淡の様々な緑色を出して。

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分岐を過ぎると地図の等高線が狭まっている。ここ、「しなの木」の辺りから急坂になるようだ。

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急坂にはなったが、珍しい花が。「ツバメオモト」 

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白い花が沢山あった。イチリンソウ、ツマトリソウ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、アマドコロ、ユキザサ、名前の分からない花も沢山。ミズやカメの木の花びらは道に散り、

山さくらも咲いているではないか。

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樹林帯が切れてくると、遠くに高妻山が。あんなに雪があるんだー。

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戸隠高原と朝通ってきた古池が左に光って見える。随分と歩いてきたものだ。

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しらたま平を過ぎると緩やかな尾根道になってきた。あそこが頂上?ではなくて。

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更に下って、急坂を登り、

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大きな岩を登り上がって行くと

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10:50 黒姫山頂上到着

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ほんの一瞬、妙高山が見えた。まだ雪が多い。

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妙高山の隣には火打山、焼山も一瞬だが見えた。はっきり見えなくて残念だが。

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梅雨真っ只中故、雨が降らないだけでも良しとすべし。時折ガスが湧いてきて、周りの景色が無くなってしまう。そろそろ下山しなければ。

11:00過ぎ 下山開始。

登ってきた道をそのまま下って行った。登りの時はあまり感じなかったが、こんなに急だったんだ・・・。

13:30 登山口駐車場に着く。朝は満杯だったのに、この寂しさ。

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神告げ温泉で汗を流し、レンタカーを返して、15:48長野発のかがやき号に乗ることが出来た。東京駅17:20着。急いで孫の誕生会に行く。

200名山を目指していたが、頼みのツアーも催行されないことが多くなり、もう無理かなあと思っていたら思いがけず黒姫・飯綱に誘っていただき、本当に嬉しかった。とても楽しく山歩きが出来て良かった。200名山には拘るけど、まあのんびりやろうという気になっている。何年かかるかわからないが、200名山だけでなく、他の山も楽しみたいと思っている。






























































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